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ボラさんが好き

猫の愛護活動をなさっている方や、地域猫活動をなさっている方が、私は好きです。

私自身は全く愛猫家ではなく、困っている人のお役に立ちたいだけですので、ボランティアさんにはかなり厳しいことも言いますし書きますが、それでも、ボランティアさんが本当に好きです。

猫に関わる活動をなさっている方々は、みなさん根本的に繊細で優しいのです。


譬え話です。

もしも私が、途上国で暮らすことになったとして、路上には汚いストリートチルドレンがたむろしており、時には盗みを働いたりして、街の嫌われ者となっているとします。でも、彼らは望んで路上生活をしている訳ではない。あの子たちには、何も罪はないのです。社会が、大人が、彼らへの責任を負うべきです。


私は、心を痛め、毎晩彼らに食事を提供します。

身なりが汚く、臭いのきつい子どもたちが、私がご飯を用意する場所に集まってきます。

近所の人は眉をひそめ、私に接する態度も最近はよそよそしくなってきました。

でも、私は、正しいことをしている確信があるので、どう思われようが、絶対にご飯の提供は続けます。


あるとき、身なりの奇麗な紳士が、私に向かって言いました。

「おい、この汚い奴らが、私の家の近くに集まらないようにしてくれ。病気をうつされたらかなわん。こいつらは、何も社会の役に立っていない。臭いし汚いし、迷惑そのものだ。すぐに、飯を提供するのをやめろ。あんな奴らが餓死しようと、私の知ったことではない。」

きっと、私は、口惜しさと怒りで全身が震えるでしょう。

もしかすると殺意さえ覚えるかもしれません。


外で暮らす猫を助けたいと、一所懸命に頑張っている方の気持ちは、きっと、こんな気持ちに近いのではないかと、推察しています。

私は愛猫家ではないので、推察するしかないのですが。


必死で生きている弱い存在への温かいまなざし、注ぎ込む愛情。

これは、人の心のうんと奥底にある美しい本能であり、決して否定されてはならないと、私は確信します。


きっと、だから、私はボランティアさんが好きなんでしょうね。


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