行政側との付き合い方が分からない、という声をよく聞きます。
「やる気がないからダメだ」なんていう声も・・・。
私の思うところを以下に記します。ヒントになればよいのですが・・・。
1 行政マンは、組織の一員です。ですので、独断で新しいことを決めることはできません。一般の会社員の方も、自分の判断だけで新しいことを決めることはできず、上司と相談して、組織として決定していると思います。行政マンも同じです。したがって、担当者に一方的に何かを要求しても、問題は解決しません。
2 行政マンは、市民から預かった血税を使って仕事をしています。血税(=公金)を使っている以上、「市民生活の向上」が行政の命題であり、「猫の命を守る」ことよりも優先されます。ですので、「飼い主のいない猫対策は、市民生活の向上につながる(=行政への苦情が減る)」という論点が、重要なポイントになります。
3 結局、誰と何をする場合でも同じだと思いますが、信頼関係をいかに構築するかに尽きます。行政マンも人間ですので、地域社会のため(=市民生活のため)に良心的に頑張っている人を見れば、「ありがたい」という気持ちになります。そうやって、信頼関係が出来上がってくれば、物事は前に進みやすくなります。
関係が出来てきたら、地域猫活動セミナーの開催をお勧めします。地域の方、ボランティアさん、行政が、セミナーという同じ場でともに学ぶことは、意義深いことだと思います。
もちろん、現実には、色々なことがあると思いますが・・・。私の思うところは、こんな感じです。
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