top of page
検索
執筆者の写真Nobuo Ishimori

「うちの行政は・・・」

更新日:2020年10月10日

行政側との付き合い方が分からない、という声をよく聞きます。

「やる気がないからダメだ」なんていう声も・・・。

私の思うところを以下に記します。ヒントになればよいのですが・・・。


1 行政マンは、組織の一員です。ですので、独断で新しいことを決めることはできません。一般の会社員の方も、自分の判断だけで新しいことを決めることはできず、上司と相談して、組織として決定していると思います。行政マンも同じです。したがって、担当者に一方的に何かを要求しても、問題は解決しません。


2 行政マンは、市民から預かった血税を使って仕事をしています。血税(=公金)を使っている以上、「市民生活の向上」が行政の命題であり、「猫の命を守る」ことよりも優先されます。ですので、「飼い主のいない猫対策は、市民生活の向上につながる(=行政への苦情が減る)」という論点が、重要なポイントになります。


3 結局、誰と何をする場合でも同じだと思いますが、信頼関係をいかに構築するかに尽きます。行政マンも人間ですので、地域社会のため(=市民生活のため)に良心的に頑張っている人を見れば、「ありがたい」という気持ちになります。そうやって、信頼関係が出来上がってくれば、物事は前に進みやすくなります。



関係が出来てきたら、地域猫活動セミナーの開催をお勧めします。地域の方、ボランティアさん、行政が、セミナーという同じ場でともに学ぶことは、意義深いことだと思います。


もちろん、現実には、色々なことがあると思いますが・・・。私の思うところは、こんな感じです。


閲覧数:129回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ブログ、引っ越しました

「一部のスマホやタブレットにおいて、FB経由だとちゃんと表示されない」との声をいただいておりましたので、ちょっと頑張りまして、ブログは以下に引っ越しをしました。 http://nekoma-jc.cocolog-nifty.com/chiikineko/chiikineko...

私がやった、ちっぽけな地域猫活動(覚悟決めた編)

地獄のようなマンション理事会が終わって数日後、土曜日の朝でした。 近所のコンビニに買い物に出かけた私は、1頭の白黒の猫に出会います。 その猫は、明らかにお腹が大きかったのです。 ゲゲゲゲゲ。 と思ったら、私の動揺が伝わったのでしょう、すぐに走って行ってしまいました。...

私がやった、ちっぽけな地域猫活動(逃げ回り編2)

つづきです。 当時、私はマンション管理組合の理事をしていました。10年に1回程度、順番が回ってくるのです。 ある日、次回理事会の開催通知を見て驚愕しました。 「議題:野良猫被害への対策について」 マジですか(*_*; そして、理事会当日。...

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page